< 離婚/結婚の比率> 99年 00年 01年 02年
日中の離婚/結婚 32.34% 30.54% 27.20% 43.89% 日日の離婚/結婚 32.80% 33.06% 35.81% 38.06%
もう少し正確なデータ分析をしなくてはいけませんが、 高離婚率化する日本社会の中では、日中結婚だけが、
とくに高い離婚率であるとはいえないのかもしれません。
厚生労働省の人口動態統計では、離婚率とは人口千人当たりの
離婚件数のことだそうです。
<人口動態統計による日本の離婚率>
99年 00年 01年 02年 2.00 2.10 2.27 2.30
ところで、総務省統計局の2000年の国勢調査結果から、
2000年と1995年の日本在住の夫婦の数が分かります。
1995年 200年
日日結婚の夫婦 30791662組 3098192組
日中結婚の夫婦 30260組 4573組
夫日妻中の夫婦 22824組 3629組
夫中妻日の夫婦 7436組 943組
日本人同士の結婚と日中国際結婚の、離婚件数/夫婦数が
どうなるか計算してみました。
<人口動態統計の離婚件数/国勢調査の夫婦数の比率>
1995年 2000年
日日結婚の離婚/夫婦数 0.62% 0.81%
日中結婚の離婚/夫婦数 5.56% 7.19%
夫日妻中の離婚/夫婦数 6.51% 8.03%
夫中妻日の離婚/夫婦数 2.66% 3.90%
日本在住の日中国際結婚夫婦が離婚する確率は
日本在住の日本人同士の夫婦が離婚する確率よりも
9倍くらい高いという結果となりました。
そして、夫婦の国籍別では、夫日妻中の方が夫中妻日の
夫婦よりも2倍以上高い結果となりました。
<標準化有配偶離婚率について>
「まず、離婚率の推移を見てください。これは厚生労働省のデ
ータ0.73。高度成長期の真っただ中です。 それからというもの、一時的に下がるときはあるものの、
基本は右肩上がりで平成14年に最高数値2.30を記録します。
約40年かけて3倍になったということなんですが、
3倍というのは置いておくとして、その数値2.30を見てハテ?
と思ったんですね。離婚する人が、一年で1000人のうち2.3
人?うーむ、いくらなんでもこれは少なすぎるんではないか。
この一年で離婚したのではないけれど、私の知り合いにだって
離婚している人は10人くらいはいる。ちょっと違うんじゃない
かな、そんなことを思いながら、もう少し探してみると「標準
化有配偶離婚率」という数字が見つかりました。
標準化有配偶離婚率
昭和40年 平成7年
男 子 2.54 11.56
女 子 2.55 11.75
出典:離婚に関する統計について
(人口動態統計特殊報告)/平成12年厚生労働省
「標準化有配偶離婚率は、先の離婚率が現在人口を分母にして
いるのに対し、「有配偶」の男女別人口を分母に用いる方で、
より実感に近い比率になっているとのこと。
この標準化有配偶離婚率については、データがフルにないので
抜粋になりますが、平成7年の数値は男性11.56と女性11.75。
昭和40年が2.55と2.54ですから、約35年で4.6倍に増えた計
算です。
このデータですと、一年間に、結婚している人1000人のうち
12人くらいが離婚するということになりますから、
確かにこれくらいが実感かもしれません。」
標準化有配偶離婚率のことを厚生省に問い合わせたら下部団体
で作成していました。国勢調査を元にしているとの事で分子は
離婚届を出した件数です。
ここは、普通離婚率も同じで違うのは分母です。
有配偶者は事実婚(同棲)や再婚、死亡を勘案した
結婚者の男性と女性の夫々の数です。
但し離婚や死亡が年齢階層別に見て多い層を任意に按分して
差し引きし時系列にあてはめて計算しているようです
国際結婚の標準化有配偶離婚率データーはないとのことです。
計算できない事はないでしょうが離婚して母国に帰るのか
残留するかはわからにので難しいでしょうと答えていました。
担当者は離婚の率は実態と別になかなか計算しにくいので
困っていますと言ってました。 なんですが、離婚率がもっとも低かったのが昭和38年で |
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